たるんで下がったお顔を取り戻す方法として「フェイスリフト」があります。
ポイントは正しく手術を行うこと。そのことは当然のことなのですが、正しい方法で行われていない症例を数多く見受けられます。
耳の周囲の皮膚を取り去っても効果はありません。SMAS(スマス)という表在性筋膜を持ち上げて固定することが第一のポイントです。
セントローズのフェイスリフトは「ラテラールスマセクトミー」という方法で行われており、キズもわからなく仕上げると患者様よりご好評いただいています。
傷が分かりづらい
頭髪内から、耳前部や耳垂の輪郭に沿って切除し、その輪郭に沿って皮膚を合わせて縫合します。手間ひまがかかり、手術時間も長くなりますが、形成外科専門医の特殊な縫合を施すため、満足度も高くなります。
クリニックによっては耳前部をまっすぐに切除し縫合するとそのまま傷が露出するため、髪の毛をアップにすることも躊躇するようになるので注意が必要です。
確実なリフトアップ
確実にリフトアップさせるにはSMAS(表在性筋膜組織)を引き上げ、しっかりと固定することが必要です。耳の前の皮膚を切除するだけではリフトアップは不可能です。手術時間2時間未満の手術では、SMAS法は行っていないことが多いでしょう。
安全な麻酔
手術の際は、安心安全な麻酔により、ほとんど痛みを感じることはございません。 痛みには個人差もございますので、ご不安な点はご安心してご相談ください。
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ヒアルロン酸の注入でシワを改善させる、フォトRFオーロラ®でお肌のハリを取り戻すことなどは効果的で、大切な治療です。
しかし、垂れ下がった頬や、二重あご、大きなシワの改善には限界があります。フェイスリフトはこのような悩みに大いに役立つ手術といえます。
また、比較的若年齢で手術を受けた場合は、その後のたるみや垂れ下がりを手術しない場合と比べ、かなり老化予防が出来ると考えられます。
手術の効果としては、一般に寝転がってみたとき正面から見た顔の輪郭が一応の目安といえましょう。よく、顔の皮膚を強く自分で引っ張ってそのくらいの改善を期待される場合がありますが、過大な期待は禁物です。しかし、若々しくリフレッシュされたお顔を取り戻すことは可能でしょう。一般に10年くらい前の輪郭を取り戻せるのではないかと考えられます。
Q.傷跡は残りますか?
A.
通常切開は、こめかみの上の生え際から、耳の前、後のライン、後頭部の生え際など目立ちにくい場所となりますので、手術後の経過と共に傷は目立たなくなって行きます。手術後、女性の場合は髪の毛で十分カモフラージュ可能です。
Q.効果はずっと続きますか?
A.
効果は10年単位で長続きします。また、余分なタルミを取り除いているため、以前のようなタルミや元に戻ることはありません。
また、1回の治療で約半年間の効果が得られます。また、半年の間を空けて定期的に治療を行うことで、より一層高い効果をご実感いただけます。
Q.入院や通院は必要ですか?
A.
フェイスリフトは全身麻酔を用いますので、1日の入院が必要となります。当院にて入院の設備も完備しております。
通院は、手術の翌日、3日目、7日目、10日目に診察を行ないます。その後は経過によって医師の指示に従ってください。
Q.頬と首などの複数の部位の治療は可能ですか?
A.
可能です。また、タルミの改善たけでなく、アゴのラインなど脂肪を取り除いた上でタルミを引き上げることにより、より一層効果を増すこともございます。個人差がございますので、医師による診察の上、ご提案させていただいております。
額のシワや、眉毛の下垂(かすい)が気になる方は、額の皮膚ごと持ち上げてしまう前額リフトがおすすめです。眉毛の下垂のみ目立つ場合は、眉毛上の皮膚を紡錘型に切除し、眉毛をリフトアップさせることができます。この場合は額の広い方は、リフトアップすることでさらに広くなる心配がありますので、生え際切開でのアプローチを行います。
額の皮膚ごと持ち上げてしまうため、より強固なリフトアップ効果が得られます。