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鼻を高くしたい
プロテーゼインプラント


お顔のバランスを考慮にいれ、最適なプロテーゼをご提案
特徴

あなたのお顔のバランスを考慮に入れ、最適なプロテーゼをおひとりおひとりに合わせてご提案します。また、お鼻に合わせてプロテーゼを加工し、最適化した上で手術に使用します。

治療のポイント

鼻は顔面の正中に位置しているため、ちょっとした曲がりやハンプといわれる鼻背の突起、あるいは鼻全体の高さなどが気になるものです。そしてそれが、お顔全体として調和が取れていることが必要で、あなたの気にしている問題が本当に鼻としての問題なのかそれともお顔のバランスの問題なのかは、担当医とよく話し合って判断することが大事です。

用いられる素材については、現在使用されている隆鼻材料としては医療用シリコン(シリコンプロテーゼ)が90%を占めています。その他には耳介軟骨や鼻中隔軟骨肋骨や腸骨などの自家骨などが使われています。

さらにあなたのお鼻に実際あわせながら、シリコンプロテーゼを加工し患者様に合わせ調整した上で手術に使用します。

I字型とL字型プロテーゼ(鼻)
シリコンプロテーゼには形状からI字型とL字型がありますが主な適応は以下の通りです。

  • (1) I字型プロテーゼの適応
    単純に目と目の間を高くして鼻筋を通す場合に使用されます。







  • (2) L字型プロテーゼの適応
    鼻筋だけでなく鼻尖をあげる、鼻柱から上口唇の角度を広げたい、鼻柱を軽く前に出したいという場合に使用されます。






  • いずれにしても、あなたのお鼻が許す範囲のプロテーゼを使用するべきで、大きすぎるプロテーゼの使用はトラブルの原因になりますので注意しなくてはなりません。

治療の流れ

  • 1.カウンセリング
    カウンセリングを行い、隆鼻術にむいているかどうかを診察します。
  • 2.麻酔
    局所麻酔を行いますが、ご希望に応じて、麻酔科医が行う静脈麻酔(無痛麻酔)も選択できます。
  • 3.治療
    手術は表面から傷跡が見えないように鼻孔内を切開します。

    プロテーゼは鼻骨の骨膜下に挿入されるもので、治療後にシリコンがぐらつくことはありません。
  • 4.治療後

    シリコンが安定するまで約3日の固定が必要です。多少の腫れも伴い、場合によっては目の周囲も腫れることがあります。社会復帰にはある程度余裕を持つことをおすすめします。



アフターケア

  • シャワー・入浴
    手術当日は患部を避け、シャワー程度にしてください。湯船に入れるのは原則として、2日目から可能になります。洗顔・洗髪は3日目以降から可能です。
  • 安静・冷却
    手術後は鼻を固定しますので、衝撃を与えないようにしてください。目の周囲の腫れを最小限にするためによく冷やしたタオル等で目の周囲を冷やしてください。
  • 飲酒
    飲酒は細菌感染や出血を起こしやすくしますので、手術後3日は控えるようにしてください。
  • スポーツ
    激しいスポーツ、運動は手術後3週間はお控ください。
  • 経過
    • 0日目    手術日・固定
    • 3日目    固定を外す
    • 7日目    経過診察
    • 1ヶ月後  診察

シリコンプロテーゼが適さない方

  • いつも鼻を触っている人
  • 慢性鼻炎で常時鼻をかんでいる人
  • 鼻骨が非常に高くて鼻突が低い人
  • 鼻が高くて段鼻の人
  • 鼻骨が異常に低い人
  • ギリシャ人のように額から高い鼻を希望される方、など

シリコンプロテーゼの予後

現在使用されているシリコンプロテーゼは安定した物質で、人体との親和も良好だといえます。しかしながら、劣化していくということや異物であるということで問題が生じることがございます。挿入されたプロテーゼは被膜という組織に包まれ安定するのですが、時間の経過と共に被膜が拘縮しシリコンインプラントが浮いて見えるという現象が生じることがあります。ここで大事なのは、手術を受けたクリニックと定期的にチェックを受けてもらうということです。手術をしたクリニックとしてもインプラントを挿入した患者さんを長期にフォローアップをすることが重要で、必要に応じて修正していくことが大事であると考えています。

シリコンプロテーゼ以外の材料

鼻尖の形態を整えるためにシリコンプロテーゼと耳介軟骨を組み合わせることもあります。また、過去の手術でシリコンプロテーゼにてトラブルを起こした方には肋軟骨を使用した隆鼻術をおすすめすることもあります。

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