

日本形成外科学会認定専門医だからできる独自の治療『フォトRFオーロラ®・ディーパー法』


赤ら顔の「赤」は、血管の中を流れている赤血球の色です。当院では、赤ら顔の原因は主に3つに分類できると考えています。
- (1)表皮が薄い
表皮には血管が存在しません。そのため、表皮が薄いと下方の血管が透けやすくなります。くも状の血管が確認できることもあります。
- (2)真皮浅層の毛細血管の発達がよい
皮膚の血管は真皮に存在しています。皮膚を上方から見るため、透けて見える血管は上にあるほど目立つことになります。そのため真皮の浅い毛細血管の発達が通常より多い場合、赤味が増すと考えられます。
- (3)自律神経が過敏である
血管の周囲には平滑筋という筋肉が存在し、その筋肉が収縮と弛緩をするため血管がしまり、また開くのです。これを命令するのは自律神経という私たちの意識ではコントロールできない神経系で、この神経が通常より過敏な場合、顔が赤くなったり汗をかきやすいということが起こりやすくなります。お腹が「キュー」となるのも自律神経です。普段は赤くないのだが、暖かいところに行くと赤くなるというのがこの場合にあたります。
多かれ少なかれ、赤ら顔にはこの3つが関与しています。どの割合が多いかということによって赤ら顔の治療成績に反映されてきます。 治療に有効なのは上記の(1)と(2)のパターンです。(3)のみの場合は治療成績にバラツキが見られます。 「普段から赤い」、「頬に血管の走行がわかる赤味がある」というパターンは良い適応で、 「普段は白いくらいで、お酒を飲むと赤くなる、温度変化があると赤くなる」というパターンは治療成績にバラツキが多くなります。
赤ら顔の治療には主に光治療が用いられます。光治療を理解するには以下のことを理解すると良いでしょう。
- 皮膚の何色に吸収される「光」を使用するか
皮膚の色素は「赤…赤血球」「紫…赤血球」「黒・茶…メラニン」「青…メラニン」です。 それぞれ皮膚のどの深さに存在するかによって色が異なってきます。また赤血球の場合は動脈血なのか静脈血なのかによっても色が異なってきます。 つまり、赤ら顔の場合は赤血球に吸収されやすい光が必要です。
- 皮膚のどの深さを治療するか
光は透過するだけでなく焦点があわないと効果がありません。太陽の光をレンズを使って焦点を合わせたことがあるでしょうか?黒い紙が焦げますね。どの深さに焦点が合うかが、光治療で必要になります。 赤ら顔は真皮の浅い層がターゲットなので浅層に焦点が合う光治療器を使用します。光が赤血球に吸収され、光エネルギーが熱エネルギーとなり、周囲の血管を壊す原理で赤ら顔が減少していきます。ある程度の赤色がないと反応しないため、正常な血管を破壊することはありません。 真皮の深い層の血管の問題は「血管腫」というポートワイン色のアザがあります。この場合には真皮深層に焦点が合う治療器が必要で、赤ら顔に使用する治療器で通常効果はありません。
以上のポイントを考慮に入れ当院では「フォトRFオーロラ®」を使用した「ディーパー法」で治療を行っています。


フォトRFオーロラ®・ディーパー法

フォトRFオーロラ®はIPL(光)+RF(ラジオ波)という光治療器です。IPLは私たちの皮膚の「赤…赤血球」 「黒・茶…メラニン」に反応する周波数帯を使用した光治療器で、皮膚真皮の浅層までをターゲットにしたものです。
つまり、「シミ」といった表皮内の問題および「赤ら顔」といった真皮浅層の問題に有効な光治療器で、赤ら顔だけでなく、シミにも有効ということになります。詳細はフォトRFオーロラ®の項目を参照してください。


赤ら顔の治療を行うのにせっかくのフォトRFオーロラ®を漫然と使用してはいけないということがわかりました。セントローズクリニックでは以下の工夫により効果を高めております。
- プローブの圧力
手で皮膚を押してみると赤味が減少します。血管内の赤血球の密度が減少するためです。フォトRFオーロラ®はプローブという光が出る端子を皮膚に接触させますが、その際、赤味が減少しない圧力で治療する技術を用いて照射を行っています。
- ターゲットの密度を高める
普段「赤ら顔」が冷たくなると赤味が増すのであれば、その状況を再現して、赤血球の密度を高めて治療を行います。
- 光の浸透性を高める
曇りガラスでは光の透過が悪くなりますね。光治療は表皮から真皮へ照射するため、表皮付近の障害物があると光の浸透性が悪くなります。特に産毛の存在がそれにあたります。よってまず、毛のメラニンにより吸収されやすい光を照射し、理論的に毛を飛ばします。より深層に光が届かせるという「ディーパー法」を当院では採用しています。


赤ら顔の治療と同時に、美肌効果を得ることができます。

1.カウンセリング
お化粧を落とした状態で、医師が詳細に診察します。治療が適応であれば治療を行っていきます。
2.照射
光の浸透性を良くするために、産毛を軽く剃った後、毛のメラニンにより吸収されやすい光を用いて照射を行います。また、お肌に「赤ら顔」の状況を再現し、赤血球の密度を高めて、照射をしていくとともに、赤みが軽減しない圧力で、治療を行っていきます。
3.照射後
やや赤味が増し、ほてる感じがしますが、数時間ほどで収まります。 照射後はお化粧して帰ることができます。軟膏ガーゼ、包帯等がいらないのがフォトRFオーロラ「ディーパー法」の特徴です。
通常フォトRFオーロラの「赤ら顔」治療のプロトコールは、3~4週間に1回の間隔で、6~7回の1クールがまず必要となります。当然ながら、2~3クールが必要なケースはあります。また、1~2回の単発治療では治療効果はあまり望めません。医師がその人の肌の状態に合わせ、パワーの設定を行います。
照射前に記録のため、写真撮影を行っております。数回の治療後医師と写真での比較対象の時間を設け、治療の指針を再確認していきます。尚、承諾が無い限り、写真を公表することはございません。

治療後
- 治療当日
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- お肌に多少の赤みやほてり感がでる場合がありますが、よく冷やしていただければ2~3時間で消失します
- 照射直後は、お肌が敏感になっています。またまれに乾燥することがありますので、強くこすったりせず、保湿を十分に行ってください。
- 洗顔お化粧は照射後すぐに行っていただけます。
- 翌日以降
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- 赤ら顔の治療の中で、シミ・そばかす等が浮き上がってきますが、皮膚の代謝で剥がれ落ちるものですので、ご心配はありません。
- 特に2~3日は日焼けをしないように気をつけてください。
